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2019年9月2日月曜日

バイク初技能教習

この夏を勝負の夏とする大学3年制は多い中、僕は惰眠を貪り、怠惰な夏休みを過ごしていた。
このままではヤバいなと、大学へ行き、プログラミング関係の本を借りるものも、全ページの3分の1を示す場所でしおりが挟まっているまま、返却期間が来た。

このままではヤバい。そんな僕は、今年の夏ついに自動車学校へと入校した。

入学費用は12万円である。そう、つまりは普通自動二輪の免許を取得するがために、僕は12万もの大金を、初バイトを初めて貯めに貯めたお金を全放出した。

入校式を終え、いざ学科。50分授業という高校以来の楽さに僕は感謝を覚えつつ、教官の言葉は流し聞きしていたらおわった。

学科こんな楽勝ならヨユーのヨッチャンで卒業っしょwと思っていた僕にこの跡地獄が待ち受ける


技能である。


バイクの技能は辛いとは聞いていた。車と違い生身の体。照りつける日差しに体は汗でびしょ濡れ。指導教官の罵声…。

恐怖に打ち震えながら、当日となってしまった。当日にキャンセルするとお金を取られてしまうからもう逃げられない。

プロテクターの装着に手こずっていると、担当の方が来た。「自転車に乗れるなら楽だよ」そんな言葉を交わしつつ、バイクの前へとたどり着いた。サイドスタンドをはらってみなさい。そう言われたので僕はバイクのハンドルを握った。ついにはじまるのだ。僕のバイクデビューの第一歩が…。


バイク、倒れる。


いや、バイク重すぎ。あんなん支えろ言われても無理無理の無理。そりゃバランスとってりゃ倒れてこないいうのはわかるけどさ、こんな重いもの体重50キロを切ったり切らなかったりしている僕が支えられるわけがなかったのだ。

そういうわけで、バイクを引き起こすこととなった。一応、ホワイトベースなるバイクショップのレクチャー動画を見ているため、姿勢はわかったし腕だけでやるというのはNGだということも知っていた。うろ覚えの姿勢を取りバイクを引き起こそうとする…


立たない


正直、もうこの時点でパニックがパニパニパニックである。どうやってもびくともしねえ。なんだこいつ。バイクってもしかして欠陥自動車か?トリシティ買うぞテメエ…。

結局教官に引き起こしてもらい、続きのレクチャーである。この時点ではまだ教習の内容に入ってすらいないのだ。気を引き締めていこう。切り替えるのだ。そう言い聞かせ僕は教官の話を聞く。

センタースタンドを立てろ言われたので立てる。手こずったができたので少し自尊心が回復した。

そこからクラッチやらギアやらチェンジやら各部位の昨日だとかを教えてもらった。正直、ここまでの闘いが辛すぎて話がぜんぜん入ってこないが、お得意のわかりました連呼で乗り切った。実際にギア変えてみて言われてやったらめっちゃ手こずったのは秘密ではあるが。

ほんじゃ、降りて、センタースタンドはらおうか。そう言われてセンタースタンドをはらう。これもギリギリできたがよかった。

このあと、実際に半クラッチやらシフトチェンジをして、動かしてみようということなので動かす。

ば、バイクが動いてる。謎の感動とともに両足を地面につけながらではあるが進むことができた。ブレーキかけてと言われたのでブレーキを掛けるとガックン。急ブレーキである。はあである。

そんじゃまた一回降りようかと言われて降りる。

立ちごけ

なぜなのか。もしかしてぼくは壊滅的にセンスが無いのではないだろうか。おかしい話である。スポーツでは意外とセンスあるよなお前wという評価を以前友だちにもらったことがあるこの僕であるが、どうやらセンスもクソも持ち合わせていなかったようで、友達の目は節穴ということが判明した。

さすがの教官も苦笑いである。

また引き起こしだ。結果を先にいうとできなかった。いや無理だろアンナのうごかすの

その後また乗るのだが、ほんと乗るのが怖くなる。乗るときもフラフラしちゃう。きぬいたらスッテンコロリンしそうである。実際乗るときもコケたのでもういや…
とはいえ、流石に今回は失敗が許されない。なんとか乗ることに成功した。

次は片足運転をしてみることとなった。足ブレーキ使ってブレーキしてみようと言われる。アクセルを戻して、クラッチを握り、右足を踏み込んだ。またガックンである。


今日の予定では実際に走るところまで行く予定だったらしいのだが、今回はここまでとなった。アハハ…。ちなみに最後降りるときもコケた。引き起こしは何故かできたが、できた理由はわからないままである。


このままだと最速で補習を行う事になりそうで僕は泣きそうである。5000円も補習料金を払わなければいけないなんてどうかしてるわけだが…

この先が非常に不安である。取り敢えず明日は筋肉痛間違いなしなので、技能教習の予約入れないことにした。

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